土づくり
もみ殻堆肥で、循環型有機農業
これまでは、お米ともみ殻に分けた後、もみ殻は分解しづらいので廃棄していましたが、もみ殻に有機発酵促進剤を用いることで、約2週間かけ発酵もみ殻にした後、土壌に加えれば、土壌を豊かなものにする効果が得られます。
主な効果
- 土壌のミネラル分を増加させる。
- ケイ素酸効果で、耐病害虫性を向上する。
- 根張りの力が向上する。
- 光合成の能力が向上する。
「土壌改質材 スーパーあかね」で、活力ある土壌を
アイビーイー・テクノ株式会社のパイウォーターシステムの技術を応用し、100%天然素材でつくられている土壌改質材です。土壌の水分を活性化させ微生物の動きを活発にすることで、植物や微生物が持つ力を引き出し、保水性・通水生・通気性に優れた健康な土壌をつくります。健康な土壌にすることで、減農薬や無農薬栽培に適し、環境保全だけでなく、良質でおいしい農産物を収穫することができます。未来の子供たちのためにも、良い環境を残していけるよう努めています。
牛糞堆肥
発酵および熟成を十分に進めると黒色の堆肥が得られ、土壌に加える事で透水性や保水性、通気性、保肥力を改善する土壌改良の効果がある。家畜糞から得られる堆肥としては、鶏糞や豚糞由来のものと比べてリン酸や窒素などの肥料成分が少ない。牛糞堆肥は、施肥されて分解が進むと様々な有機酸を形成する。
直播
直播栽培とは、水田に育てた苗を植える従来の方法(移植栽培)に対し、水田に直接種をまいていく栽培方法です。生育期間が移植栽培に比べて5〜10日遅くなるので、高温登熟による障害が避けられ、早期品種では乳白色米などの発生が抑えられ品質・食味が向上します。当組合では、倒伏に強い品種「きぬむすめ」を採用しています。
粒度調整
JAしまねの取り組みに対応するため、1.9㎜網目での選別を行っています。1.9㎜で選別することにより、米粒の大きさを整え、品質・食味の向上につながります。
色彩選別
色彩選別機は、白米や玄米の中からカメムシ被害米や着色米を検出し、エアで吹き飛ばすことにより良品から不良品を取り除く機械です。良質米作りに欠かせない調整機として、導入効果が得られています。